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lt; nbsp;2007-08-04 | 2007-08-06 nbsp; gt; 目次 朝日、中越地震と比較して最大 10 倍の揺れ IAEA 調査団来日 朝日、中越地震と比較して最大 10 倍の揺れ 原発の揺れ、04年中越地震の10倍 「耐震性を過信」 (朝日、6:11) 中越地震の「観測データで現在残っているのは5、6号機分」。 6 号機では想定値の 1.3–1.9 倍、中越地震と比べて約 5–10 倍の最大加速度だった。5 号機でも、約 6–8 倍の大きさだった。 東電幹部 『中越地震でもあのような揺れで収まったという自負があった。今回の地震で大きな被害が出ている以上、過信と言われても仕方がない』。 新潟県斎田英司危機管理監 『想定外の地震に見舞われた原因を国の責任で解明してほしい。耐震基準も見直しが必要だ。現在の指針に沿って耐震設計を進めて大丈夫なのかを明確にしてほしい』。 IAEA 調査団来日 「共有できる教訓得たい」 IAEA調査団が来日 (共同、9:13) フィリップ・ジャメ原子力安全施設部長、アントニオ・ゴドイ IAEA 課長代行ら工学や耐震の専門家計 6 人の IAEA 調査団が来日。 ジャメ部長 『日本政府の要請でこちらに来た。今日これから柏崎の原発に行く。すべての原子炉を見て情報収集し、事実を確認して世界で共有できる教訓にしたい』。 IAEA調査団、6日に柏崎刈羽原発の調査開始 (AFP, 14:58) 「日本が民生用を含む核問題全般に敏感に反応するのは、米国による原子爆弾投下により、21万人以上が瞬時に犠牲となり、数万人がこの後放射線や重度のやけどにより死亡したことが背景にある。 IAEAの調査が開始される8月6日は、くしくも広島に原爆が投下された日に当たる。」 「国際社会への教訓見極めたい」=IAEA調査団が来日-6日に柏崎刈羽原発へ (時事、16:16) IAEAの調査団、6日から柏崎刈羽原発の現地調査 (朝日、19:43) UN nuclear inspectors arrive in Japan to inspect quake-hit nuclear power plant (AP, 4 Aug. local time) ジャメ団長 『我々は独立した調査を行うために ... ここに来た。』 「ジャメは彼のチームが『あらゆるものを見たい』が、時間的制約により選択的にならざるを得ないだろうと述べた。」 「すでに発電所の調査に当たっている日本の当局者は 6 名の IAEA チームに協力するが、この国連機関の調査は独立なものとなると機関の当局者は語った。」 IAEA team in Japan to inspect quake-hit nuclear plant (Reuters, 4 Aug. 23:43 EDT) 「『原発に対しての不安と別の地震への恐怖のために柏崎だけでなく新潟全体の観光に打撃を被ったのは明らかだ』現地自治体の観光部局の当局者は語った。『IAEA からの危険がないという判断には我々は非常に感謝するだろう。』」 Experts to visit Japanese plant (BBC, 5 Aug. 3:58 GMT) 「[調査団の]滞在は新潟の自治体の要請に従ったものだ。 東京は当初国際的な調査は必要ないとしていた。 新潟の当局者は、外部の専門家を迎え入れることが許容されたものより深刻な放射能漏れがあったという噂を静めるのに役立つだろうと述べた。」 おわり lt; nbsp;2007-08-04 | 2007-08-06 nbsp; gt;
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1 名前:どうですか解説の名無しさん [2008/05/08(木) 17 10 03.04 ID /UJd/WKH] 起きたら夕方だった 2 名前:どうですか解説の名無しさん [2008/05/08(木) 17 12 20.07 ID Nuo0i2EA] 知らなかった 3 名前:どうですか解説の名無しさん [2008/05/08(木) 17 12 55.40 ID vHdRVS/E] お前本当に二岡好きね 4 名前:どうですか解説の名無しさん [2008/05/08(木) 17 20 07.79 ID XwQPnyqA] 一方、小坂は揺れる前に地震を察知していた 5 名前:どうですか解説の名無しさん [2008/05/08(木) 17 21 52.57 ID I3ojIjvo] 一方、阪神ファンはホームランボールを叩き落とした 7 名前:どうですか解説の名無しさん [2008/05/08(木) 17 22 58.90 ID Nh3jsE7n] かわいいな 8 名前:どうですか解説の名無しさん [2008/05/08(木) 17 24 29.72 ID h3zeGGRe] 二岡をスレタイに入れただけの野球と関係ない馴れ合い雑談スレ 9 名前:どうですか解説の名無しさん [2008/05/08(木) 17 25 06.07 ID fENziZFk] (地震にすら動じない強い心を自信に)切り替えていく 10 名前:どうですか解説の名無しさん [2008/05/08(木) 17 25 22.09 ID pwwD4mcK] 二岡、揺れる 11 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2008/05/08(木) 17 26 43.95 ID zsrBc7ii] 二岡、坂本宛てのファンレターを全て処分する 12 名前:どうですか解説の名無しさん mailto sage [2008/05/08(木) 17 29 38.44 ID dU62lB+B] 二岡、プロ野球カラー名鑑の寸評が寸過ぎて涙目
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M-Tea*6_14-地震ナマズ(五)武者金吉 2013.10.26 第六巻 第一四号 地震ナマズ(五) 武者金吉 五 今村明恒先生 素描 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 【週刊ミルクティー*第六巻 第一四号 ダウンロードを開始】 (1.73MB) 月末最終号:無料 p.89 / *99 出版 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ PDF 形式、六インチ判。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。著作権保護期間を経過したパブリック・ドメイン作品につき、転載・印刷・翻訳などの二次利用は自由です。 (c) Copyright this work is public domain, 2013. PDF マガジン 週刊ミルクティー* ある日、菊池大麓教授の幾何学の講義がまさに始まろうとしたとき、先輩の大森房吉理学士があわただしく教室に入ってきて先生〔今村明恒〕に、濃尾地方に大地震があった、君はすぐ現地へ行ってくれという。先生はただちに震災地に向かったはずであり、またこれが先生にとって最初の地震調査でもあったはずであるが、なぜか先生は、当時の行動については一言半句も話されなかった。わずかに、岐阜師範の舎監であった名和靖氏に会ったこと、名和氏が地震で負傷していたことを別の話のついでにうかがったにすぎなかった。思うにこの出張は、単に大森理学士現地調査の瀬踏みのためであったろうと想像される。 大森理学士が震災地を視察して帰り、その報告会がおこなわれた。そのとき先生はいろいろの質問を発したそうである。その質問に対する大森先輩の答えは、ことごとく「まだわかっていない」の一点ばりであった。地震に関してこんなにもわからぬことだらけなら、自分は地震学を専攻して未知の領域を開拓してやろう、先生はこのときこう決心をしたそうである。これが、先生が地震学者となる第一歩であった。(略) 明治二十七年(一八九四)七月、先生は東大を卒業した。しかし卒業式には列席ができなかった。卒業式に先立って磁気実測のため、中村清二理学士(のちに博士)とともに北海道に出張したからである。 ※ #ref(6_14.rm) (朗読:RealMedia 形式 xxxKB、x xx) ※ お休みしまーす。 武者金吉 むしゃ きんきち 1891-1962(明治24.3.1-昭和37.11.7) 地震学者。東京浅草生まれ。大正12年の関東大震災ののち独学で地震学の研究を進め、東京帝国大学に地震研究所が大正15年に設立されると、今村明恒、寺田寅彦の両教授の指導の下に地震史料の収集にあたった。昭和5(1930)北伊豆地震の発生にあたっては、発光現象の研究をおこなった。地震史料の収集はその後、震災予防評議会・震災予防協会において続けられ、その成果は『増訂大日本地震史料』全4巻にまとめられた。早稲田大学などで地震学を教え、のち中央気象台に移り、ついで米国地質調査所の技術顧問として地学論文の紹介につとめた。 ◇参照:Wikipedia 武者金吉、『日本人名事典』(平凡社)。 底本 底本:『地震なまず』明石書店 1995(平成7)年12月20日 第1刷発行 親本:『地震なまず』東洋図書 1957(昭和32)年発行 http //www.aozora.gr.jp/index_pages/list_inp1748_1.html NDC 分類:453(地球科学、地学 / 地震学) http //yozora.kazumi386.org/4/5/ndc453.html 難字、求めよ 真正コレラ 小倉の白シャツ 画草紙 えぞうし? 絵草紙・絵双紙。 精々 せいぜい 見より 先夫人 消防協会 風呂桶寺 ふろおけでら? 串竿 くしざお? オランダ文書館 東京大学理科大学 昌平学舎 寄宿舎。今村明恒が主宰。 東大地球物理学教室 室戸半島 → 室戸岬か チリ公使館 今村明清 いまむら あききよ? 明恒の父。鹿児島県等外二等出仕。明治十八年、准判任御用掛を拝命。大正十年没、八十七歳。(本文) 渡辺譲 鹿児島中学教諭。理学士。今村明恒の恩師。 桜井 さくらい? 帝国学士院長。 和達 わだち? 地震予知委員会委員長 → 和達清夫か 和達清夫 わだち きよお 1902-1995 地球物理学者。名古屋生れ。気象庁長官・日本学士院長。和達-ベニオフ面を発見。文化勲章。 『出島蘭館日誌』 『和蘭語四週間』 『ナマズのざれごと』 今村明恒の著。後に『地震の国』と改題。「野宿」と題して、磁気実測のため中村清二理学士(のちに博士)と共に北海道に出張した話が収録。その中の鹿島は先生、中牟田は中村清二先生のこと。(本文) 「悔恨三十年」 今村明恒の著。 「市街地における地震の損害を軽減する簡法」 今村明恒の著。明治三十八年、雑誌『太陽』。 「今村博士の説き出せる大地震襲来説、東京市大罹災の予言」 明治三十九年一月、『東京二六新聞』。 「本邦大地震大観」 今村明恒の口述。(本文) むしとりホイホイ 何不由 → 何不自由 【自か】 佐内坂 → 左内坂 【左か】 市ヶ谷。 泰宗寺 → 宗泰寺 【宗泰か】 同上。 年棒 → 年俸 【俸か】 五十代であると、 → 五十代であると。 【句点か】 スリーパーズ日記* 書きかえメモ。 何不由 → 何不自由 前徴 → 前兆 神奈川県五六回、千葉県二三回 → 神奈川県五、六回、千葉県二、三回 年棒 → 年俸 五十代であると、 → 五十代であると。 10/20 終日大雨。『芸術新潮』スヌーピー、シュルツ特集。NHKスペシャル、うつの起源聞きながら帰宅。汗まみれ。FMの入りが最悪。??? 深夜便。松田哲夫、またせきこみが戻ってくる。 10/21 武者『地震ナマズ』の地名一覧を作成。都道府県順に並べる。テキストを Reader へコピー。Reader、このところときおり閲覧表示がおかしい。バージョンアップあたりから。読み込みエラー? 10/22 帰宅。夕食、ラーメン。ほうれんそうにもやし。たまご。腹くだす。ひさしぶり。ほうれんそうのゆでが足りなかったのと、そのゆで汁でそのままラーメンをゆでて食べたのが原因か。 10/23 『地震ナマズ』地図用意のつづき。アトラス拡大版。『Newton』『Be-Pal』、森まゆみ『震災日録』。オリオン座流星群、曇天で見えず。月も雲間に見えず。 10/24 熟睡。となりのサザンカ。新聞、新型iPad発表。miniも11月中の発売予定。県立博物館『出羽国成立1300年』2冊とも出てくる。ひさしぶりに『浩良史話集』入力。 10/25 0。047μ。図書館入り口に鉢植えの菊。へいじょーしん、へいじょーしん。ソニーの新型 Reader は、解像度アップだけでソフトは変わりないのか? 『地図でみる関東大震災』。ひさしぶりの朝生。原発。2 15ごろ、微震から弱震が1分ほどつづく。夜半からドアがガタガタ、ハンガーかけのシャツやコートがゆれる。風のせいかと思ったが、どうやら地震らしい。速報聞きながら、朝生半分聞いてるうちに、すぐに眠ってしまったらしい。。。 10/26 未明の地震は福島県沖、M7.1とのこと。16 00、FMライブ、おー、おだてつろうー。八文字屋へ。アフタヌーン、HIHOなど。日本シリーズ。夕食、さといもと豆乳としめじのクリームシチュー。食い過ぎた。。。 2013.10.26 公開 目くそ鼻くそ、しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ: - 名前 コメント
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M-Tea*3_35-地震の話(一)今村明恒 2011.3.26 第三巻 第三五号 地震の話(一) 今村明恒 一、はしがき 二、地震学のあらまし 三、地震に出会ったときの心得(こころえ) 一、突差(とっさ)の処置 二、屋外(おくがい)への避難 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 【週刊ミルクティー*第三巻 第三五号】 (http //www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload act=open pageid=261 file=milk_tea_3_35.zip) ※ クリックするとダウンロードを開始します。 (684KB) ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。転載・印刷・翻訳は自由です。 (c) Copyright this work is public domain. 月末最終号:無料 p.168 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(25項目)p.191 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ひきこもれ! 週刊ミルクティー* 日本は地震国であり、また地震学の開けはじめた国である。これは誤りのない事実であるけれども、もし日本は世界中で地震学がもっとも進んだ国であるなどというならば、それはいささかうぬぼれの感がある。実際、地震学のある方面では、日本の研究がもっとも進んでいる点もあるけれども、その他の方面においては必ずしもそうでない。それゆえ著者らは地震学をもって世界に誇ろうなどとは思っていないのみならず、この頃のように、わが国民がくりかえし地震に征服せられてみると、むしろ恥かしいような気持ちもする。すなわち大正十二年(一九二三)の関東大地震においては一〇万の生命と五十五億円の財産とを失い、二年後、但馬の国のケチな地震のため、四〇〇の人命と三〇〇〇万円の財産とを損し、また二年後の丹後地震によって三〇〇〇の死者と一億円の財産損失とを生じた。そしてこれらの損失のほとんど全部は地震後の火災によるものであって、被害民の努力しだいによっては大部分、免れ得られるべき損失であった。しかるに事実はそうでなく、あのような悲惨な結果の続発となったのであるが、これを遠く海外からながめてみると、日本はおそろしい地震国である。地震のたびごとに大火災をおこす国である。外国人は命がけでないと旅行のできない国である。国民は、ああたびたび地震火災に悩まされても少しもこりないもののようである。地震によって命を失うことをなんとも思っていないのかもしれないなどという結論を下されないとも限らぬまい。実際、これは欧米人の多数が日本の地震に対する観念である。かく観察されてみるとき、著者のごとき斯学の専攻者は非常な恥辱を感ぜざるを得ないのである。もちろん、この学問の研究が容易に進歩しないのも震災国たるの一因には相違ないが、しかしながら地震に対して必要な初歩の知識がわが国民に欠けていることが、震災拡大の最大原因であろう。じつに著者のごときは、地震学が今日以上に進歩しなくとも、震災のほとんど全部はこれを免れ得る手段があると考えているものの一人である。 3_35.rm (朗読:RealMedia 形式 528KB、4'18'') milk_tea_3_35.html (html ソーステキスト版 304KB) 今村明恒 いまむら あきつね 1870-1948(明治3.5.16-昭和23.1.1) 地震学者。理学博士。鹿児島県生まれ。明治38年、統計上の見地から関東地方に大地震が起こりうると説き、大森房吉との間に大論争が起こった。大正12年、東大教授に就任。翌年、地震学科の設立とともに主任となる。昭和4年、地震学会を創設、その会長となり、機関誌『地震』の編集主任を兼ね、18年間その任にあたる。 ◇参照:Wikipedia 今村明恒、『日本人名大事典』(平凡社)。 底本 底本:『星と雲・火山と地震』復刻版 日本児童文庫、名著普及会 1982(昭和57)年6月20日 発行 親本:『星と雲・火山と地震』日本兒童文庫、アルス 1930(昭和5)年2月15日 発行 http //www.aozora.gr.jp/index_pages/person1578.html NDC 分類:K450(地球科学.地学) http //yozora.kazumi386.org/4/5/ndck450.html NDC 分類:K453(地球科学.地学/地震学) http //yozora.kazumi386.org/4/5/ndck453.html ※ 青空本体に該当図書がないため、2011年4月現在、リンク先のページはなし。 難字、求めよ グレー博士 電気学。 しかせんと 石本李蹊 いしもと りけい 石本新六男 いしもと しんろくだん むしとりホイホイ 物(もつ)せられたる → 物(もの)せられたる 【の、か?】 このごろにおいて → このころにおいて 【ころ、か】 変(か)わられなければ → 変(か)わらなければ 【れ、削除か】 ことが多い、もし → ことが多い。もし 【。か】 底本は左辺のとおり。現代表記版は右辺に修正した。 ほかに、 震原 → 震源 有《も》つ → 持つ 大《おほ》いさ → 大きさ 地震波(じしんぱ) → 地震波(じしんは) ……を変更、若干の句読点を修正。「小国民」「大小国民」という表記は違和感ありまくりですが、そのままとしました。 年表 一八五五(安政二)一〇月二日 江戸大地震。小石川の水戸屋敷において藤田東湖、圧死。麹町神田橋内の姫路藩邸において石本李蹊、圧死。 一八八〇(明治一三)二月二二日 横浜ならびにその近郊において地震、レンガ煙突ならびに土壁に小破損を生じる。二週間後、日本地震学会を組織。毎月の会合に研究結果を発表。数か月ののちユーイング博士、水平振子地震計を発明。 一八八一(明治一四) グレー博士の考案を改良した上下動地震計を作り出す。 一八九一(明治二四)一〇月二八日 濃尾大地震。 一九二三(大正一二)九月一日 関東大地震。一〇万の生命と五十五億円の財産とを失う。 一九二四(大正一三) 震災予防調査会、廃止。発表した報告書は和文のもの百一号、欧文のもの二十六号、別に欧文紀要十一冊、欧文観測録六冊。 一九二五(大正一四)五月二三日 但馬地震。四〇〇の人命と三〇〇〇万円の財産とを損す。 一九二六(大正一五) 今村明恒、東京帝国大学地震学教室における同人の助言によって地震の注意書を編纂、公にする。 一九二七(昭和二)三月七日 丹後地震。三〇〇〇の死者と一億円の財産損失とを生じる。 一九二七(昭和二)九月 今村明恒、チェコスロバキア、プラーグにおける地震学科の国際会議において、わが国最近の研究結果につき報告。 一九二七(昭和二)九月一三日 西九州における風水害。 スリーパーズ日記 33号・34号を当面欠番としてあつかい、35号(今号)より再開します。それでもまだ出版日が一週間ずれていますが、これは早々に挽回(の予定)。月末最終号(無料)のほうが手にとってもらえる機会がふえることをもくろんでみました。メール、ブログ、ツイッター、新聞・雑誌・テレビ・ラジオなどでの紹介歓迎。よろしく、お願いします。 2011.4.2:公開 2011.4.6:更新 東北が、バクハツだ! 目くそ鼻くそ。しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ: - もちろんパブリックドメインですから、被災地・避難所などでのプリントアウト、まわし読みも歓迎です。励行・推奨します。 -- しだ (2011-04-06 01 58 03) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/haarp/pages/52.html
PO s Blogさんが、2011年5月10日ロイヤルティ諸島のM7クラス2回を高い精度で予測しました。今後の参考になりそうです。 PO s Blogより http //ameblo.jp/po-nikkei/ http //ameblo.jp/po-nikkei/entry-10887015594.html 【地震予測警報】 ■発生日: 2011年5月8日 かなり大きめのが2回起きる(±1日) ■発生場所: 場所の特定は不可能であるが、あえて注意をうながすため日本としておく ■地震規模: マグニチュード7以上、その後9-11時間後にマグニチュード6以上 当たらず。 IRFグラフの乱れは何だったのか・・・・ (引用ここまで) 同ブログでは「当たらず」と書いてありますが、日時が少しずれていただけで、2回来ることもマグニチュードも的中しています。
https://w.atwiki.jp/tokaiifart/pages/148.html
(太字は予言(らしきもの)、赤字は珍しい当たり、青字は言いっぱなし、または見逃しのハズレです 2018年3月23日現在凍結中) 日 当落 予知 いいわけ&後出しw 21 (水) - なし なし 20 (火) - なし なし 19 (月) - なし なし 18 (日) - なし なし 17 (土) - なし なし 16 (金) - なし なし 15 (木) ハ ズ レ なし(3/14から凍結されたもよう) (註 05 41頃の宮城県沖M4.1最大震度3は予知なし) なし 14 (水) - パソコンが頻繁に暴走している posted at 20 41 39 なし 13 (火) ハ ズ レ なし (註 15 46頃の千葉県北東部M4.8最大震度3は予知なし) 12日19時21分頃沖縄本島近海M4.6震度3 12日15時40分頃青森県東方沖M4.9 未明から昨日と同じ寝ていられないほどの猛烈な耳鳴りやラップ現象が続いている M6以上はありそうな前兆だ posted at 05 26 25 12 (月) - 6時35分 尋常でないカラスの騒ぎ方 パソコンのフリーズ 非常に危険 国内の強震前兆 posted at 06 36 29 6時15分現在、カラス大騒ぎ 未明からラップ現象、耳鳴りひどい 国内の強震前兆 警戒を posted at 06 19 32 未明からラップ現象多発、昨日からカラス大騒ぎ 今、パソコン画面が凍結 かなり危険な前兆、目白押し posted at 06 09 54 なし 11 (日) - なし なし 10 (土) - なし なし 09 (金) ハ ズ レ 今朝も5時10分、猛烈な耳鳴りあり 国内で連鎖する疑い posted at 05 20 31 M 6.8 - 20km ENE of Taron, Papua New Guinea 2018-03-08 17 39 50 UTC 未明3時前 三回目の大地震 (URL略) posted at 05 20 06 08 (木) - なし なし 07 (水) - 数日前からルータ無線LANの異常が続いている 環境放射能測定のソフトが暴走している 非常に危険な電磁波ブロッキング現象が起きている posted at 05 25 21 5時現在 極めて深刻な猛烈な耳鳴り 大地震か大噴火か非常に危険だ posted at 05 13 08 M 6.7 - 112km SW of Porgera, Papua New Guinea 2018-03-06 14 13 06 UTC (URL略) 未明3時 パプアの大余震 posted at 05 19 55 06 (火) ハ ズ レ (註 21 19頃の沖縄本島近海M4.2最大震度2は予知なし) 今朝は大きな地震前に特有の異様な宏観 posted at 06 48 54 なし 05 (日) ハ ズ レ なし 5日04時53分頃択捉島南東沖M5.5 (URL略) posted at 05 15 11 04 (日) - なし なし 03 (土) - 13時40分現在 強烈な耳鳴り 本日は満月トリガー 月齢15 大地震に警戒を (URL略) posted at 13 44 35 未明から耳鳴りがひどくて眠りにくかった 満月トリガーピーク 大地震に警戒が必要だ 大阪のラドン定点観測、長い間続いた高値50ベクレルが→30ベクレル と標準値に収束している こういうときは危険 posted at 05 19 27 なし 02 (金) - またパソコンデータ伝送遅延 前回はM7.5前夜にあった posted at 20 58 27 なし 01 (木) - (註 22 42頃の西表島付近M5.7最大震度5弱は予知なし) M7.5の余震がまったく起きてない 不自然だ 別の本震が来る疑い (URL略) posted at 05 27 50 1日22 42頃、西表島付近を震源とするM5.7の地震があり、沖縄県竹富町で震度5弱の揺れを観測 (URL略)明日が満月トリガー posted at 22 59 42
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lt; nbsp;2007-08-21 | 2007-08-23 nbsp; gt; 目次 東電、1 号機原子炉上部の点検を終了 東電、余震による地震記録データの分析を公開 東電電力供給関連 需給調整と塩原発電所の緊急稼動 この夏の最大電力量を更新 地震調査研究推進本部、新潟–神戸歪集中帯を詳細調査へ 5 学会、中越沖地震の合同調査結果報告会を開催 その他 社説 東電、1 号機原子炉上部の点検を終了 原発1号機の第1期点検終了 (新潟日報) 第 1 期の目視点検を予定より 2 日早く終了。 水の透明度が高かったため。 第 2 期点検は 9 月中旬から。 炉心点検で破損見つからず 柏崎刈羽原発、画像を公表 (共同、19:36) 部品の破損など異常は見つからなかった。★記事に画像はなし。 東電、余震による地震記録データの分析を公開 東京電力 柏崎刈羽原子力発電所における平成19年新潟県中越沖地震時に取得された地震観測データの分析に係る報告(第二報)について 余震についてのデータを公開。 柏崎刈羽原子力発電所における平成19年新潟県中越沖地震時に取得された地震観測データの分析に係る報告(第二報)概要 柏崎刈羽原子力発電所における平成19年新潟県中越沖地震時に取得された地震観測データの分析に係る報告(第二報) 地盤系観測点の地盤概要 最大余震(2007/07/16 15 37 M5.8)時に観測記録を取得している観測点の最大加速度一覧 新潟県中越沖地震余震の加速度時刻歴波形(2007/07/16 11 00 M3.7) 新潟県中越沖地震余震の加速度時刻歴波形(2007/07/16 15 37 M5.8,最大余震) 新潟県中越沖地震余震の加速度時刻歴波形(2007/07/16 17 42 M4.2) 新潟県中越沖地震余震の加速度時刻歴波形(2007/07/16 21 08 M4.4) 新潟県中越沖地震余震の加速度時刻歴波形(2007/07/25 06 52 M4.8) 新潟県中越沖地震余震の加速度時刻歴波形(2007/08/04 00 16 M3.2) 新潟県中越沖地震本震,最大余震のペンレコード記録 原子力安全・保安院 東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所における平成19年新潟県中越沖地震時に取得された地震観測データの分析結果について(その2) 余震データも一部消失=揺れ、想定を超えず-柏崎刈羽原発・東電 (時事、19:38) 余震観測データをまとめ保安院に提出。 余震では設計を越える揺れはなかった。 16 日に一部地震計が停電し、最大余震を含む一部データが取得できなかった。 中越沖余震データ、停電で一部観測できず 東電 (朝日、19:45) 柏崎刈羽原発:余震でも地震計50台が停電でデータ取れず (毎日、21:14) 東電電力供給関連 需給調整と塩原発電所の緊急稼動 東京電力 契約にもとづく需要抑制と一層の節電のお願いについて 東京電力 塩原発電所の緊急・暫定使用に伴う発電開始と一層の節電のお願いについて 東電、需給調整を要請 17年ぶり、大口供給絞る (共同、12:40) 電力需給が窮迫 東電、塩原発電所を緊急稼働 (朝日、13:23) 塩原水力を緊急稼働=一部工場への電力供給カット-東電 (時事、13:39) 東電が電力供給抑制・大口向け17年ぶり、工場に影響も (日経、14:02) 東電、17年ぶりに節電契約の履行要請…猛暑に切り札 (読売、14:09) 東電、17年ぶり需給調整発動 塩原発電所も稼働 (産経、14:21) 東電、電力不足対応で緊急措置を実施へ (AFP、16:51) Power demand soars to record highs in Japan amid heat wave (AP, 22 Aug. local time) この夏の最大電力量を更新 東京電力 (お知らせ)本日の需給状況について(午後5時30分現在) 東電、電力供給乗り切る 17年ぶりに緊急対策 (共同、17:37) 東電、停電回避へ「最後の手段」=17年ぶりに供給カット-猛暑で最大電力更新 (時事、19:05) 東京電力:17年ぶり「随時調整契約」発動 電力需要増で (毎日、19:32、23 日 0:40) 電力需要また最高記録、東電なんとか供給不足回避 (読売、23:56) 東電、電力使用控えるよう要請 17年ぶり、23顧客に (朝日、23 日 0:00) Heat wave strains Japanese power grid (Financial Times, Jonathan Soble, 22 Aug. 11:06 local time) 地震調査研究推進本部、新潟–神戸歪集中帯を詳細調査へ 中越沖地震:新潟~神戸の「ひずみ集中帯」を詳細調査へ (毎日、21:25) 地震調査研究推進本部、来年度より 5 年をかけて、新潟–神戸歪集中帯の詳細な調査を実施。 地震の予測を目的とする。 「ひずみ集中帯」観測開始へ、政府の地震調査研究推進本部 (日経、23:00) 陸地・海底に平均 5 km おきに地震計を設置。 音波による海底調査および地層の浅い部分の掘削調査を行う。 5 学会、中越沖地震の合同調査結果報告会を開催 「トータルな耐震設計」提言=柏崎原発被害で日本地震学会など (時事、21:41) 土木学会、日本地震学会など。 発表者家村浩和京大大学院教授ら、『全体システムとしての挙動を考慮した耐震設計が必要』。★土木学会サイトのアナウンス その他 柏崎市の被害額は2160億円 (新潟日報) 柏崎刈羽原発の停止による 2007 年度の柏崎市の減収は 12 億円との見積もり。 社説 中日新聞 電力綱渡り 節電文化をつくりたい 読売新聞 原発炉心点検 信頼回復へ入念な作業が大事だ おわり lt; nbsp;2007-08-21 | 2007-08-23 nbsp; gt;
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律が紅茶のカップを持ち上げた、その途端、微かなゆれを感じた。 「なんか揺れてない?」 軽音部の五人が顔を見合わせる。 「これは単なる初期微動に違いないよ!」 唯が青ざめながらそう言ったとき、大きな揺れが部室を襲った。 ――――― ―― 揺れがおさまり、目を開けると、部室がすごい惨状になっていた。 紬の持ってきたティーセットはもちろん、楽器ケースや本棚、ガラクタを入れていた 棚まで倒れてそこら中に破片や何かが散乱している。 「みんな、大丈夫か?」 とりあえず状況を確認すると、律は後ろを向いて訊ねた。 幸い、揺れが怒ったとき皆一斉にテーブルの下に身を隠したので怪我をしている 者はいなかった。 「澪は……」 「わ、私は大丈夫」 澪は震えながらもそう言うと、「それより」と唯を指差した。 「とりあえず、早くここから脱出した方がいいんじゃないかしら」 唯が落ち着いたのを見ると、紬が言った。 律も頷く。 「あぁ、そうだな。またいつ揺れがくるかわかんないし。……唯、いけそうか?」 「……う、うん」 唯が頷いたのを見るとすぐ、律は澪を見た。 澪も頷く。 「よし。それじゃあ行くぞ。……えーっと、一応何か頭とか守れるものが あるといいんだけど……」 律はテーブルから這い出しながら言った。 その後に、紬、澪、唯、梓と続く。 梓がきょろきょろと周りを見回し「あれならいいんじゃないですか」と倒れた 棚のほうに走り寄って、棚からちょびっと出ていた綿入れを取り出して言った。 「いや、意味ないんじゃ……」 「まあないよりはマシだろ」 律は澪の肩をぽんっと叩くと、梓を手伝い倒れた棚から手際よく綿入れを 取り出していった。 綿入れは、人数分あった。 「すげーなこれ。またさわちゃんが作ってた奴なのか?冬に着るとすっげー あったかそうだぞ」 律がそれを皆に手渡しながら言った。 それから部長らしく部員全員を見回した。 「何か落ちてきたときとかにこれを頭に被ること。それじゃあ早く外に出るぞ」 そして足場に気をつけて歩き出す。 ドアに向かう道すがら、ドラムスティックやその他必要そうなものを拾っていく。 律がドア付近に辿り着いたとき、唯が「あ!」と声を上げた。 「どうしたの、唯ちゃん?」 「ギー太!」 「今は必要ないじゃないですか!今は避難することが……」 「でも……」 唯は俯くと、倒れてはいるけど何の被害も受けていなさそうなギターケースを見た。 「唯、後で取りに来よう。私もエリザベスが心配だけど……」 澪が言うと、唯は「そうだよね」と弱弱しい笑みを浮かべた。 律は「そんじゃ、改めて早く避難するぞ」とドアに手を掛けた。 ドアに手を掛けたのはいいが、それっきり律は動こうとはしなかった。 「律?どうしたんだよ?」 「……開かない」 澪が訊ねると、律は前を向いたまま、呆然としたように答えた。 唯と梓が「そんな……」と同時に呟く。 「りっちゃん、ちょっとどいて」 紬が律を押し退けると前に出て確かめてみる。 確かにドアは開かなかった。 「そういえば前、避難訓練で地震があったらドアは開けとこうって聞いたことが」 「それ、トイレにいたら、の話じゃなかったですか?」 「あれ、そうだっけ?」 「いや、どっちでもいいだろ」 律と梓の会話に澪が割り込むと、紬が「どうしよう?」とドアをガチャガチャと 動かした。しかし、扉が開く気配はない。 「ここでまた地震が来たら流石にまずいよな……」 「や、やだりっちゃん、そんなこと言わないでよ!」 唯が耳を塞いでしゃがみ込んでしまった。 律は慌てて「悪い」と謝ると、「力尽くで開けるしかないな」と言って 腕まくりする。 「どうするんだよ?」 「体当たり?それか蹴破る」 「いや、無理だろ」 やってみなきゃわかんないだろ、と律は言うと、軽く助走をつけてドアに 身体ごと向かっていった。 微かにドアの軋む音がした。 「よっしゃ!」 律がガッツポーズするのを見て、今度は紬が「私もやらせて!」と名乗り出た。 さっきの律と同じように助走して、ドアに体当たりする。 僅かにドアが向こう側に開いた。 「やった!」 「さすがムギ!」 紬と律がハイタッチを交わすと、地面から微かな震動を感じた。 唯が小さく悲鳴を上げた。 皆それぞれその場に立っていることが精一杯で、揺れがおさまると部室の中は さらに酷いことになっていた。 「みんな無事か!?」 律がいち早く全員に声を掛けた。 紬が「梓ちゃんの足に本が落ちてきたみたい」と返す。 「梓、大丈夫か!?」 「大丈夫です、大したことありません!」 梓は蹲っていた身体を立たせると、心配ないですと答えた。 しかし、梓の周りには大量の本が落ちていて、それが全部梓の足に当たったため、 ひどい痛みだった。それでも梓は「早く避難しましょう!」と言った。 「澪も唯もいけるか?」 「うん、なんとか」 律の近くにいた澪、そして唯が頷く。律は改めて、ドアに向き直った。 しかし今の揺れで扉はさらに歪んでおり、折角開きそうだったドアがまた しても開かなくなっていた。 バンバンと扉を叩いてもびくともしない。 「誰か手伝ってくれ!」 「誰かじゃなくって、全員でドアに当たってみたら?」 紬の提案に、律が「そっか」と声を上げた。 「じゃあいっせーのーで!で行くぞ!いっせーのーで!」 律の声で、全員がドアに向かって体当たりした。 ドアが大きく音を立てて開いた。 皆ほっと息を吐く。 「……よし、それじゃあさっさと外に……」 律がそう言って出口を目指そうとすると、梓が「先輩!」と悲鳴に近い声を 上げた。 「どうしたの、あずにゃん?」 「階段、下りれません……」 「え?」 梓の言葉に全員が前を向くと、階段はさっきの揺れやその前の大きな地震のせいで、 崩れかけていた。 しかも、それだけじゃなかった。 「向こう側の校舎、……火が出てます」 音楽室があるのは左端。この学校の校舎は端と端がだいぶ離れてはいるけど、火が 回ってくるのなんてすぐだ。 「ど、どうしよう……」 流石の紬も顔を青ざめさせた。 「とりあえず他に逃げ道を探そうぜ!」 唯たちはそれぞれ半分諦めながらも頷いた。 本当の端にもう一つ、非常階段がある。一階に下りて外に出るには、そこを 使うしかなかった。 だけど、そこは変な噂が流されている場所で、普段は誰も近付こうとしなかった。 皆がそっちのほうへ走り出そうとすると、澪が「や、やめとこうよ」と泣き声になり ながら言った。 「けど澪先輩、こっちしか避難できませんよ?」 「そうだよ澪、あんな噂、信じんな!」 律が励まそうと声を掛けたが、澪には逆効果だった。 「思い出させるな!」と耳を塞いでしまう。 「澪ちゃん……!」 紬が澪の手を引っ張ろうとするけど、澪は頑なに動こうとしない。 「澪、そんなこと言ってる場合じゃないだろ!?」 「だ、だって……」 「澪ちゃん、大丈夫だよ!早くしないと火が来ちゃう!」 それまで黙っていた唯が、初めて自分から口を開いた。 ずっと不安そうにしていた唯の手を、いつのまにか梓が握っていた。 「唯……」 「私たち、こんなとこで死にたくないよ!澪ちゃん、早く皆と一緒に逃げようよ!」 唯は言った。 弱弱しい顔で。だけど声は力強く。 「私、地震が怖いよ、怖いけど皆と一緒だから平気だよ!だから……」 「……わかった、唯」 澪は唯の必死の声に頷くと、「ごめん」と律に謝った。 律は「いいって」と笑うと、一旦澪の元に戻ると澪の手を握ってやった。 梓が唯の手を握って安心させたように、自分も澪の不安を取り除きたいと思ったから。 「それじゃあ早く行きましょう!」 紬が言うと、再び5人は走り出した。 角を曲がるとすぐ、非常階段が見えてくる。 非常階段は部室の前の階段と違って大きく崩れてはいなかった。 5人が安心して階段を下り始めたとき、また地面が揺れだした。 今度は最初のときと同じように、大きな揺れだった。 5人は手すりや壁に掴まって階段から落ちないように必死になっていて、 上から聞こえる微かな物音に気付く暇はなかった。 気が付くと、天上が崩れ落ちてきていた。 階段が音を立てて崩壊していく。 それぞれの悲鳴が、その音にかき消されていった。 ――――― ―― 「……痛ぅ……」 頭に被った埃や小さな瓦礫を落とし咳き込みながら律は起き上がった。 どうやらどこにも怪我はなさそうだ。 ただ、大きな瓦礫が周りを阻んでいて動けそうに無い。 登ろうとしたら登れるくらいの隙間はあるが、ちゃんと逃げれる保障はない。 「皆、無事かー!?」 律は大きく声を張り上げた。 すぐ近くで、カラカラと音がした。 「りっちゃん?」 紬の声がした。 ※ 「ムギ!?」 紬は律と同じように頭から埃を被りながらも無事そうだった。 律は少しほっとすると、姿勢を低くしながら紬に近付いた。 いくら小柄な律の身長でも、天上が低く立って歩くことは出来ない。 「ムギ、大丈夫?」 「うん、りっちゃんも大丈夫そうね」 「まあな」 「他の皆はどこかしら……?」 紬が不安そうに辺りを見回した。 その時微かに「律、ムギ!」と声が聞こえた。 「澪か!?」 声の聞こえた方は、ここよりもさらに天上が低くなっている場所だった。 そこに澪がいた。 足が大きな瓦礫の下敷きになっており、動けないらしかった。 「澪!」 「澪ちゃん!」 「助けて、足が……」 澪が言い終わらないうちに、律はわかってると頷き身体を低くしながら澪の 傍に寄った。紬もそれに続く。 「ムギ、そっち側持って」 「えぇ」 「せーの!」 律の掛け声に合わせ、二人は澪の足を下敷きにした瓦礫を持ち上げた。 しかし低い姿勢と、低い天井のせいで力が入らず中々持ち上げることが出来ない。 何度かそれを繰り返していると、やっと僅かに動かすことが出来た。 澪の右足が見えた。 「澪、足、動かせるか?」 「うん、なんとか」 ズズッと音を立てながら、まだ瓦礫の下にあった左足も、なんとか 抜くことが出来た。 「澪ちゃん、怪我は?」 「足がちょっと」 澪はそう言うと、左の足首を擦った。 下敷きになったときに負った打撲のせいか、靴下の上からでもわかるくらい 腫れていた。 おまけに靴下を下ろして確かめてみると、足を抜いたときに擦ってしまった ために擦り傷が出来ていた。少し血も出ている。 「うわ……」 「痛そう……」 律と紬が顔をしかめて言った。 澪が泣きそうな顔になる。 「澪ちゃん、歩けそう?」 「うん……」 不安そうに頷く澪。 律がほんとに?と訊ねると、紬が「ちょっと待って」と言ってポケットから 白いハンカチを取り出した。それを真っ二つに引き裂く。 「ムギ!?」 「りっちゃん、さっき部室出るときに色々拾ってたよね。見せてくれない?」 「え?あぁ、いいけど……」 紬に言われ、律は急いでさっき部室でポケットに詰め込んだものを出して行った。 さすがにカバンまでは持ち出せないので、ポケットや内ポケットに入れられるものしか ない。 律のポケットから出てきたのは、 携帯、紅茶のパック、マッチ箱や、なぜか落ちていたお絞りやフォーク。 その他諸々、小さいものが多数。 内ポケットにはドラムスティックを入れていた。 「ないよりはマシね……」 紬はその中からお絞りを手に取ると、袋を開けて足首に巻くと、さっき引き裂いた ハンカチをその上に置いて包帯のように巻いた。 「一応応急処置。痛みが少しでも引くといいけど……」 紬が手を離すと、澪が「ありがとう、ムギ」とほっとしたように足首を撫でた。 さすがにこんなことで痛みは引かないが、紬の優しさに触れ、澪は少しだけ痛みが マシになった気がした。 「よし、じゃあ唯たちを探しながら早く外に出るぞ」 出したものをまたポケットに仕舞って律が立ち上がろうとすると、 天上に頭をぶつけた。 「ったー!」 「りっちゃん大丈夫!?」 「あー、うん、平気。っていうか今ので瓦礫とか落ちてこなきゃいいけど……」 暫く息をひそめて何かの落ちてくる音に耳を澄ませてみたが、結局何も聞こえず 「大丈夫そうじゃないか?」と澪が小さな声で言った。 「みたいだな」 「うん」 律と紬も頷くと、出口を探して進み始めた。 とりあえず、三人は天上の高い場所を目指す。 そこに出ると、やっと大きく息を吸えるようになった。 「にしてもここ、どこなんだ?もうちょい端に行ったら外出れるかな?」 律が言ったとき、紬が「しっ!」と人差し指を口許に立てた。 誰も話さなくなると、少しだけサイレンや人の声が聞こえた。 「出口が近いのかな?」 「かも!よし、行くぜ!」 紬が言うと、律は声を弾ませた。澪も「うん!」と大きく頷いた。 . 「……ぱいっ!ゆいせんぱ……!」 唯先輩! 声が聞こえ、唯はゆっくりと目を開けた。 どうやら瓦礫に埋もれて意識を失っていたらしい。 身体を揺すっていた梓が、唯が意識を取り戻したのを見ると「よかった」と 目尻に涙を溜めながら呟いた。 「あずにゃん……」 「唯先輩、大丈夫ですか?」 梓に手伝ってもらいながら、唯はゆっくりと起き上がった。 頭をぶつけたのが、少し後頭部が痛かった。 触ってみると、たんこぶが出来ている。 「どうしよう、あずにゃん。私たち、閉じ込められちゃったの?」 唯は頭に触れたまま、呆然と呟いた。 周りは全て瓦礫で隔てられていて、唯と梓のいる空間だけ僅かに空いていた。 天上も低く、このままずっとここから動けそうになかった。 「わかりません……」 梓は自分を落ち着けようと深呼吸した。 心なしか、瓦礫の山がゆっくりと動いているような気がする。 もしかしたらこっちのほうに落ちてくるかもしれない。 もしそんなことになったら、危険だ。 「登ってみる?」 唯が上のほうを指差して言った。 しかし、まったくと言っていいほど空は見えない。 登ったとしても外に出るのは無理だろう。 「……暫く、救助が来るのを待ってみますか?」 梓が諦めたように言うと、唯は一瞬だけ不安そうな顔をした。 それでも頷き、「でも」と続けた。 「なんですか?」 「手、握っててくれる?」 唯は恥かしそうに俯きながら、少し汚れた手を梓に差し出した。 その手に、やっぱり少し黒くなった手を重ねると、梓は笑った。 「あ、あずにゃん、笑わないでよう……」 「すいません、いつもの唯先輩らしくなくってつい……」 そう言って笑う梓を見て、唯もつられて笑い始めた。 梓はさっきとは違う意味で目尻に浮かんだ涙を開いた手で拭って言った。 「でも、唯先輩でも怖いものがあるんだなって安心しました」 「えぇ!?私にだって怖いものの一つや二つあるよ!」 「だからすいませんって」 「もう、あずにゃんー」 拗ねて指をいじいじする唯を見て、突然梓が笑うのをやめて真面目な顔になった。 「あずにゃん?」 「……良かったです」 「ん?」 「いつもの唯先輩に戻ってくれて」 梓は呟くように言うと、すぐ傍にいる唯に抱き着いた。 手は離れてしまったけど、梓はぎゅっと背中に手を回した。 「あずにゃん……」 2
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#blognavi 地震がありました 震度5弱だそうです も~びっくり 家が崩れるかと(笑) 生まれて初めての体験でした>震度5 街行く女子高生が悲鳴上げてたw そういえば、ガス止まらなかったなぁ・・・ カテゴリ [日記] - trackback- 2005年07月24日 00 22 27 名前 コメント #blognavi
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M-Tea*4_9-地震の国(六)今村明恒 2011.9.24 第四巻 第九号 地震の国(六) 今村明恒 四〇 渡辺先生 四一 野宿 四二 国史は科学的に 四三 地震および火山噴火に関する思想の変遷 はしがき 地震に関する思想の変遷(その一) 火山噴火に関する思想の変遷 地震に関する思想の変遷(その二) 四四 地震活動盛衰一五〇〇年 imageプラグインエラー 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。 【週刊ミルクティー*第四巻 第九号】 (http //www33.atwiki.jp/asterisk99?cmd=upload act=open pageid=306 file=milk_tea_4_9.zip) ※ クリックするとダウンロードを開始します。 (652KB) 月末最終号:無料 p.221 / *99 出版 付録:別冊ミルクティー*Wikipedia(110項目)p.692 ※ DRM などというやぼったいものは使っておりません。 ※ オリジナル版に加えて、ミルクティー*現代表記版を同時収録。 ※ JIS X 0213・ttz 形式。 ※ この作品は青空文庫にて入力中です。転載・印刷・翻訳は自由です。 (c) Copyright this work is public domain. 万歳楽、万歳楽。週刊うらうらティー* (略)地震に関する思想は、藤原氏専政以後においてはむしろ堕落であった。その主要な原因は、陰陽五行の邪説が跋扈(ばっこ)したことにあるのはいうまでもないが、いま一つ、臣下の政権世襲の余弊であったようにも見える。この点につき、歴史家の所見を質してみたことはないが、時代の推移にともなう思想の変遷が、然(し)か物語るように見えるのである。けだし、震災に対する天皇ご自責の詔の発布された最後の例が、貞観十一年(八六九)の陸奥地震津波であり、火山噴火に対する陳謝・叙位のおこなわれた最後の例が、元慶六年(八八二)の開聞岳活動にあるとすることが誤りでなかったなら、これらの二種の行事は、天皇親政時代のものであったといえるわけで、つぎの藤原氏の専政時代において、これらにかわって台頭してきた地震行事が、地震占と改元とであったということになるからである。修法や大祓がこれにともなったこと断わるまでもあるまい。 地震占には二種あるが、その気象に関するものはまったく近世の産物であって、古代のものは、兵乱・疫癘・飢饉・国家の重要人物の運命などのごとき政治的対象を目的としたものである。 かつて地震をもって天譴(てんけん)とした思想は、これにおいて少しく改められ、これをもって何らかの前兆を指示する怪異と考えるに至ったのである。これには政治的方便もあったろうが、時代が地震活動の不活発期に入ったことも無視してはなるまい。 上記の地震占をつかさどる朝廷の役所は陰陽寮で、司は賀茂・安倍二家の世襲であったらしい。 (「四三 地震および火山噴火に関する思想の変遷」より) 天譴 てんけん 天のとがめ。天罰。 4_9.rm (朗読:RealMedia 形式 416KB、3'21'') milk_tea_4_9.html (html ソーステキスト版 228KB) 今村明恒 いまむら あきつね 1870-1948(明治3.5.16-昭和23.1.1) 地震学者。理学博士。鹿児島県生まれ。明治38年、統計上の見地から関東地方に大地震が起こりうると説き、大森房吉との間に大論争が起こった。大正12年、東大教授に就任。翌年、地震学科の設立とともに主任となる。昭和4年、地震学会を創設、その会長となり、機関誌『地震』の編集主任を兼ね、18年間その任にあたる。 ◇参照:Wikipedia 今村明恒、『日本人名大事典』(平凡社)。 底本:『地震の國』文藝春秋新社 1949(昭和24)年5月30日発行 http //www.aozora.gr.jp/index_pages/person1578.html NDC 分類:453(地球科学.地学/地震学) http //yozora.kazumi386.org/4/5/ndc453.html 難字、求めよ 地震占 菜花状噴煙 疏生 そせい? 占勘 守良親王 → 護良親王? 姫文 安倍家氏 安倍維範 天鏡経 渡辺譲 渡辺襄 渡辺譲先生の長男。 チホマ山 広尾川 伊豆の崎 椎田 しいだ? 安倍郡慈悲尾村。現、静岡県。 中西川 平等津 高知県か。 伊達先生 須藤理学士 本間君 中牟田 鹿島 金子子爵 緒方氏 おがたし? 九州の豪族。祖先を高知尾の明神とする。 高知尾の明神 たかちお? むしとりホイホイ 叙父 → 叔父 【叔】 稗益 → 裨益 【裨】 郤けた → 卻けた 【卻(しりぞ)けた、か】 した[#二字判読不可]に → したように 【よう、か?】 底本は左辺のとおり。右辺にあらためました。 スリーパーズ日記 新野直吉 (1) 『古代東北史』(吉川弘文館、1978.6)、(2) 『ジュニア版 古代東北史』(文献出版、1998.3)、(3) 『古代東北と渤海使』(歴史春秋社、2003.1)、寒川旭『秀吉を襲った大地震』(平凡社新書、2010.1)読了。 915(延喜15) 十和田湖、大噴火。 946〜947 白頭山(中国名、長白山)、大噴火。 新野直吉は貞観地震津波(869)と鳥海山噴火(871)には言及しているが、つづく十和田湖噴火と白頭山噴火にはふれていない。『新版 地学事典』(平凡社、2005.5)などを見ると、2つの火山噴出物(テフラ)は北日本の広範囲に確認されており、地学や考古学の分野では年代指標とされていることがわかる。 少なくとも執筆当時、新野はそのことに気がついていなかった可能性が高い。なお、907年に唐が亡び、918年に高麗が建国、926年に契丹が渤海を滅ぼし、935年に新羅が亡び、高麗が朝鮮統一。 新野 (3) によれば、渤海使の日本来航は727年にはじまり、919年に終わる。その間、初期795年までの応対は出羽国・秋田城が担当、746年には1100人が来航・帰化を願うも送り返されている。 同じく新野 (2) (3) は「そうぜん」と呼ばれる馬神信仰が東北の北部三県に残ることを指摘。北方ルートでの往来の可能性を示唆。 【メモ】 1.十和田湖噴火と安倍氏の勢力圏(奥六郡)について。 2.鳥海山の噴出物について。(降灰少、ガス多?) 3.当時の日本・東北アジアの平均気温。(海岸線・稲作適地) 4.喜田貞吉ほかの歴史学に地震・火山の論考を探すこと。 5.清河八郎の逃亡先としての三陸。地名「月山」のこと。 9.21 22 32 最大震度5弱。茨城県北部・日立市。M5.3推定。 9.24 富士山初冠雪。 2011.9.26:公開 八面玲瓏、迷い人。 あいのその。 目くそ鼻くそ。しだひろし/PoorBook G3'99 転載・印刷・翻訳は自由です。 カウンタ: - 今村明恒『地震の国』、これにて完結! -- しだ (2011-09-26 13 08 53) 名前 コメント